心理検査ご利用時の注意点

小社発行の心理検査は、検査ごとに定められた使用者レベルを満たす専門家にのみご利用いただいております。検査の使用者は、心理検査の機能、妥当性を守るため、専門家以外の方に内容が漏れることのないよう適切にお取り扱いくださるようお願いいたします。

心理検査使用者レベル

小社発行の心理検査は、心理アセスメントに関する知識と経験を備えた専門家にご利用いただくことができます。実施と解釈に必要な知識と経験は検査によって異なりますので、小社では、求められる使用者のレベルを検査ごとに明らかにし、下記A~Cのレベルでホームページおよびカタログに示しております。

レベルA
保健医療・福祉・教育等の専門機関において、心理検査の実施に携わる業務に従事する方。

レベルB
レベルAの基準を満たし、かつ大学院修士課程で心理検査に関する実践実習を履修した方、または心理検査の実施方法や倫理的利用について同等の教育・研修を受けている方。

レベルC
レベルBの基準を満たし、かつ心理学、教育学または関連する分野の博士号、心理検査に係る資格(公認心理師、臨床心理士、学校心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士)、医療関連国家資格(医師、言語聴覚士等)のいずれかを有する方、あるいは国家公務員心理職(家庭裁判所調査官等)、地方公務員心理職(児童心理司等)の職で心理検査の実施に携わる方。

最終更新日:2020年5月21日

なお、検査のご購入は保健医療・福祉・教育等の専門機関に限られます。各機関におかれましては、この基準をご確認くださり、ご購入時、またその後の管理においても、適正なレベルの専門家以外に検査内容を開示することのないよう、ご留意ください。

検査の機密保持のためご留意いただきたいこと

小社発行の心理検査は、検査ごとに定められた使用者レベルを満たす専門家にのみご利用いただいております。検査の使用者は、心理検査の機能、妥当性を守るため、専門家以外の方に内容が漏れることのないよう適切にお取り扱いくださるようお願いいたします。

検査結果の報告について

受検者やその保護者などに検査結果を報告する際に、検査問題や検査用具、記録用紙、マニュアルなどを開示することは、それが一部であっても検査の価値を損なうおそれがあります。検査場面を録画するなどして結果報告の際に提示することも、問題漏洩につながりますのでお控えください。

製品の展示・公開について

小社発行の心理検査を、資格をもたない個人がその内容を見たり、購入したりできる場(インターネットを含む)に展示、公開することは認められません。

研修での使用について

小社発行の心理検査について実施法等、検査の内容に触れる研修を行われる際は、研修の形態(集合研修、オンライン研修)にかかわらず、受講対象を検査ごとに定められた使用者レベルを満たす方に限定されるようお願いいたします。 また、講義資料に検査用具、記録用紙、マニュアル等の内容を掲載されたい場合は、その分量にかかわらず必ず小社にご連絡の上、許諾を得てください。なお、実際の検査問題、採点基準、尺度にかかわる内容については掲載を許諾しておりません。実施手続きの動画を教材とすることもお控えください。

検査用紙・記録用紙の複製使用の禁止について

小社では、著作権保護の観点から、利用目的にかかわらず、検査用紙・記録用紙の内容の一部または全部を複製して使用することを禁じています。ここでいう複製には、コピーによる複製のほか、用紙の内容をデータファイル化することも含みます。検査用紙・記録用紙は必要人数分をご購入のうえご利用ください。

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