SRS-2対人応答性尺度
Social Responsiveness Scale Second Edition
略称 SRS-2(エスアールエス・ツー)
SRS-2対人応答性尺度は、2歳半〜成人までを対象にASDの特徴である対人行動、コミュニケーション、反復/情動行動などを評価する検査です。
保護者や教師など、対象者の日常をよく知る人が回答し、検査者が採点します。集団を対象とする一次スクリーニング、相談や受診の場面での二次スクリーニングとして有用です。
原著者 | John N. Constantino、Christian P. Gruber |
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原版出版社 | WPS |
日本版作成 | 神尾 陽子 |
適用範囲 | 2歳半~18歳 |
実施時間 | 15分~20分 |
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使用者レベル | B |
発行年 | 2017年 |
検査名 | SRS-2対人応答性尺度 |
ふりがな | えすあーるえす・つーたいじんおうとうせいしゃくど |
内容 | 双方向的な対人コミュニケーション行動およびこだわり行動を評価する検査です。 |
カテゴリ |
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タグ |
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価格
商品名 | 価格 | 内容 |
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マニュアル | 12,100円 (本体 11,000円) |
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幼児版検査用紙(2歳半~4歳半) | 13,200円 (本体 12,000円) |
20名分 |
児童版検査用紙(4歳~18歳) | 13,200円 (本体 12,000円) |
20名分 小・中学生のみT得点利用可 |
*成人版(19歳~)の内容と信頼性・妥当性に関する研究成果がマニュアルに掲載されています。標準化は現在、実施中です。研究での利用については こちらのフォーム からお問合せください。
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検査詳細
- 65項目からなる4件法による質問紙です。
- 合計粗点と総合T得点により、ASDと関連した社会的障害の重症度を量的に把握することができます。
- ASDの中でその重症度を捉えることにも、ASDと他の障害との間を識別することにも優れています。
- 研究または症状の改善に特化した臨床研究において利用できる5つの治療下位尺度(社会的気づき、社会的認知、社会的コミュニケーション、社会的動機づけ、興味の限局と反復行動)が算出できます。
- DSM-5互換尺度として、社会的コミュニケーションと対人的相互交流(SCI:Social Communication and Interaction)と興味の限局と反復行動(RRB:Restricted Interests and Repetitive Behavior)の2つの下位尺度も提供しています。
- 検査用紙には、実施用の質問用紙、採点に必要なワークシート、結果を検討するためのプロフィールシートが備わっています。
SRS-2対人応答性尺度の構成
社会的気づき | 社会的な手がかりを拾い上げる能力 |
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社会的認知 | 社会的な手がかりを解釈する能力 |
社会的コミュニケーション | 表出的な社会的コミュニケーションを含む |
社会的動機づけ | 評定される人が、社会的、対人行動に参加するのにどの程度一般的に動機づけられているか |
興味の極限と反復行動 | 常同的な行動あるいは、自閉症のきわめて限局された興味の特徴を含む |