SRS-2対人応答性尺度【新刊】

Social Responsiveness Scale Second Edition
略称 SRS-2(エスアールエス・ツー)

SRS-2対人応答性尺度
原著者 John N. Constantino、Christian P. Gruber
原版出版社 WPS
日本版作成 神尾 陽子
適用範囲 2歳半 ~ 18歳 
実施時間 15分 ~ 20分
使用者レベル B
発行年 2017年
検査名 【新刊】SRS-2対人応答性尺度
ふりがな えすあーるえす・つーたいじんおうとうせいしゃくど
アルファベット S
内容 双方向的な対人コミュニケーション行動およびこだわり行動を評価する検査です。
カテゴリ 発達・言語に関する検査

 

商品名・価格

商品名  価格 内容
マニュアル 10,800円
(本体 10,000円)

幼児版検査用紙セット(2歳半~4歳半) 10,800円
(本体 10,000円)
 20名分
児童版検査用紙セット(4歳~18歳) 10,800円
(本体 10,000円)
20名分
小・中学生のみT得点利用可

*成人版(19歳~)の内容と信頼性・妥当性に関する研究成果がマニュアルに掲載されています。標準化は現在、実施中です。研究での利用については こちらのフォーム からお問合せください。

特徴

日常生活での行動観察から、自閉スペクトラム症(ASD)と関連する症状を測定する検査です。容易に実施でき、学校、クリニック、病院等さまざまな場面で、スクリーニングや重症度の評価のために活用できます。

序文・はじめに

 本書は,2005年に米国で出版された対人応答性尺度(Social Responsiveness Scale; SRS)初版の改訂版として2013年に出版された対人応答性尺度第二版(Social Responsiveness Scale, Second Edition; SRS-2)のマニュアルの日本語訳に相当するPart Ⅰ, Part Ⅱと,日本版SRSについてのPart Ⅲの3部から成っています。Part IIには,2005年当時未出版だった日本版SRS児童版のエビデンスが紹介されていますが,この数年間で新たに発表されたSRS幼児版,成人版についてのエビデンスも含めて日本版に関する研究成果を一括して紹介する目的で,Part Ⅲが加筆されました。

 日本語訳の作成に着手したのが2007年なので,本検査の出版までに10年を要したことになります。この間,SRS尺度は研究目的に限って出版社からの許諾を得てはじめて使用できるという状況でしたので,臨床現場や教育現場での使用を検討されていた方々には大変お待たせしてしまいました。このたび,幼児版,児童版,そして成人版のすべての日本版SRS(SRS-2)について,最新のエビデンスとともに発表のはこびとなったことに,ほっとしているというのが正直な気持ちです。と同時に,今のタイミングで出版できることは幸運だったとも思います。そのくらいこの10年間での自閉スペクトラム症(ASD)を主とする発達障害の研究は進歩し,当然のことですが,アセスメントに対する考え方やアプローチも変化してきたからです。つまり,ASDやその他の発達障害は,一般の集団においても重度の人から軽度の人まで症状程度は幅広く連続的に分布すること,そして診断あり/なしを分かつ境界,すなわち今日の診断の閾値,は恣意的に設定されているにすぎないことが示されました(Kamio et al.,2013; Tanguay& Lohr, 2016)。そうしたなかで,症状の重症度,すなわち支援ニーズをアセスメントするには,診断の有無だけでは十分ではなく,SRS-2のような量的尺度の意義がますます注目されるようになってきました。 

神尾 陽子 (マニュアルまえがきより抜粋)

【日本版マニュアル執筆者 】
・Part I,Part II(原版翻訳)
鳥居深雪 神戸大学大学院人間発達環境学研究科
米田英嗣 京都大学白眉センター
・Part III(日本版の開発研究)
神尾陽子 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
西山 毅 愛知医科大学公衆衛生学講座