MMSE-J精神状態短時間検査

Mini Mental State Examination-Japanese
略称 MMSE-J(エムエムエスイー・ジェイ)

MMSE-J精神状態短時間検査
原著者 Marshal F. Folstein、 Susan E. Folstein、 Paul R. McHugh、 Gary Fanjiang
原版出版社 PAR
日本版作成 杉下 守弘
適用範囲 18歳 ~ 85歳
実施時間 10分 ~ 15分
医科診療報酬点数 80点 (根拠D285-1)
使用者レベル B
発行年 2012年
検査名 MMSE-J精神状態短時間検査
ふりがな えむえむえすいー・じぇい せいしんじょうたいたんじかんけんさ
アルファベット M
内容 18歳~85歳を対象とした、認知障害のスクリーニング検査です。
カテゴリ 知的能力・認知能力・記憶に関する検査

 

商品名・価格

商品名  価格 内容
手引 1,080円
(本体 1,000円)

記録用紙セット 6,480円
(本体 6,000円)
 50名分

特徴

認知症スクリーニング検査の世界的スタンダードMMSE日本正規版

MMSE-J精神状態短時間検査の構成

11のカテゴリーに分けられる一連の質問と課題から構成されています。

見当識  <時に関する見当識> 「時」に関するいくつかの質問に答える
<場所に関する見当識> 「場所」に関するいくつかの質問に答える
 記銘  いくつかの単語を繰り返して言う
注意と計算 <シリアル7課題> 暗算で特定の条件の引き算をする
<逆唱課題> 特定の単語を後ろから言う
再生 「記銘」で使用したいくつかの単語を言う
呼称 日常的にありふれた物品の名称を言う
復唱 教示された頻繁には使われることのない文を正確に繰り返す
理解 教示されたいくつかの命令を理解し実行する
読字 紙に書かれた文を理解し実行する
書字 筋が通った任意の文を書く
描画 提示された図形と同じ図形を書く

 

序文・はじめに 等

 精神状態短時間検査(Mini Mental State Examination)はFolstein et al. によって1975年に公表された心理検査である。認知障害を見付けたり、認知障害の重症度を測ったり、経過を追って患者の認知機能の変化を追跡したりするために使用され、認知症の分野では国際的な基準テストとなっている。世界で幅広く使用されている検査といってよいだろう。

 しかし、MMSEには1つ問題がある。MMSEにはいろいろな版があり、少しずつ違っていることである。たとえば、国際的治験ではPAR社の2001年版が使用されているが、国際研究プロジェクト「アルツハイマー病神経画像戦略」ではFolstein et al. の原版に近い版が使用されている。今回、出版されたMMSE-Jはこれら2つの版を含めいろいろな版に適応できるように作成し、MMSEの問題点を解決しており、使用範囲が広くなっている。

 MMSEは課題を実際に受検者に行わせる遂行検査である。受検者には健常者だけでなく認知症患者も含まれるので、認知症の患者にも理解しやすいように検査課題の翻訳には細心の注意をしてある。認知症の臨床、研究のみならず、認知機能の研究にも使用していただけたらと思う。特に国際的比較が必要な研究には最適である。

 

杉下 守弘  

(カタログより引用)

検査に関する情報