日本版WAIS-IV調査実施協力者募集要項

平素は日本文化科学社の心理検査をご利用くださり、ありがとうございます。
現在、私どもは日本版WAIS-III成人知能検査の改訂版となる日本版WAIS-IVの開発に取り組んでおり、 得点基準を作るための標準化調査、および信頼性・妥当性を検証するための調査を実施しています。 しかしこれまでのところ、65歳以上の方への調査が難航している状況です。 そこで、このたび特に65歳以上の調査対象者への検査実施に検査者としてご協力いただける方を募集いたします。

資格・実施経験:

以下の1〜5すべてに合致する方
  1. 心理専門職としての資格を有する方(臨床心理士、特別支援教育士、学校心理士、臨床発達心理士等)
  2. WAIS-IIIの実施経験が10例以上
  3. 主要個別式心理検査を実施する職務に3年以上従事
  4. 後述の調査対象者(特に65歳以上の健常者)6名以上に検査実施が可能な方
  5. 後述の検査者研修会に参加可能な方

調査内容:

以下の1〜3のいずれか
  1. WAIS-IV標準化調査
    • WAIS-IVの標準化のためのデータ収集。
    • WAIS-IV「標準化調査版」(16〜69歳は全15下位検査、70〜90歳は12下位検査)を実施します。実施時間の目安は15下位検査でおよそ70〜150分程度です(個人差がありますことを何卒ご了承ください)。
  2. WAIS-IV信頼性調査(再検査)
    • WAIS-IVの安定性検証のためのデータ収集。
    • WAIS-IV「標準化調査版」を2回、同一対象者に日をおいて実施します。
  3. WAIS-IV妥当性調査
    • WAIS-IVの併存的妥当性検証のためのデータ収集。
    • WAIS-IV「標準化調査版」と弊社が指定する他検査を、同一対象者に日をおいて実施します。
    • 他検査の実施者は、その検査の実施経験がある方に限らせていただきます。

調査対象者(受検者):

  • 16〜90歳で、後述の除外基準に該当しない方。
  • サンプル数は、地域・年齢群・性別・教育歴で統制して設定しております。具体的な数はお申込みの後にご連絡いたします。
  • 特定の条件の対象者に実施希望が偏ることがあります。その場合は原則、実施予定確定順とさせていただく予定です。

調査実施期間:

2015年4月〜目標数に達し次第終了

依頼内容・条件:

  • 対象者の選定と依頼、ならびに日本版WAIS-IVの実施と採点をお願いいたします。
  • お一人あたり、6名以上へのご実施をお願いいたします。
  • あらかじめ受検者には調査の内容を説明し、理解を求めた上で、書面による同意を得ていただきます。説明のための書類はお渡しいたします。
  • 受検者のプライバシー保護のため、記録用紙には受検者の個人名は書かず、識別するために任意のIDを記録いただきます。
  • 検査の実施に必要なマニュアルや用具類はお貸しいたします。
  • 1名の実施について、検査者と受検者には、交通費を含めた実施費用として以下のようにお支払いいたします。
  • 検査者8,000円調査用紙返送後、弊社から銀行振込予定です。
    受検者QUOカード4,000円分カードを検査者にお預けいたしますので、検査終了後に受検者に渡してください。
  • 日本版WAIS-IV完成の際に、検査者のお名前をマニュアルに掲載いたします。
  • 10名以上実施された方には、日本版WAIS-IV完成の際に、マニュアルを献呈いたします。

検査者研修会:

  • ご協力いただく方には、調査に先立って、日本版WAIS-IV刊行委員会による研修会にご参加いただきます。1月〜2月中の開催を予定しておりますが、詳細はお申込みいただきました後、別途ご連絡いたします。 お忙しい時期に恐縮ですが何卒ご参加いただけますようお願いいたします。
  • 研修会にご参加いただきました先生には、参加謝礼10,000円と、交通費一律3,000円(遠方の方はご相談に応じて実費)をお支払いいたします。
  • 検査者としてデータ収集にご協力が可能な方のみご参加いただけます。
  • 予備調査等でWAIS-IV開発協力者向け研修会に既にご参加済みの方は、今回ご参加いただく必要はありません。

お申込み方法:

※今回の募集は締め切らせていただきます。
対象者の除外基準
以下の基準のいずれかに該当する方を除外してください。
  1. 母語が日本語でない者
  2. 口頭での会話が難しい、または意思の疎通が難しい者
  3. 教示を理解することが難しく、検査を受けることが難しい者
  4. 検査者の指示に従うことが難しく、妥当性のあるアセスメントを保証できない者
  5. 心理学について大学院レベルの教育を受けている、あるいは知能検査の実施に関して精通している者
  6. 検査者の家族や親しい友人
  7. 双子の兄弟姉妹が既に受検者となっている者
  8. 矯正不能な視覚障害を有する者
  9. 矯正不能な聴力損失を有する者
  10. 上肢に障害があり、動作に支障がみられる者
  11. 病院や精神疾患に関する施設に入院・入所している者
  12. 認知機能に関して、最近著しい変化がみられる者
  13. 6か月以内に知能検査の類を受けた者
  14. 抗けいれん薬、抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬のような認知機能検査の成績に影響を与える可能性のある薬を服用している者
  15. 2か月以内に化学治療を受けた者
  16. 中枢神経系に対し、電気けいれん療法や放射線治療を行ったことがある者
  17. 健康に関わる問題により、20分以上意識を失ったことがある者
  18. 検査の成績低下に関わるような、以下の身体的状態、疾患を有する者、あるいは既往がある者
    • 脳卒中
    • てんかん
    • 脳腫瘍
    • 外傷性脳損傷
    • 脳外科手術を受けた
    • 脳炎
    • 髄膜炎
    • 注意欠如・多動症(ADHD)
    • 統合失調症
    • パーキンソン病
    • 認知症
    • 学習障害(LD)
    • 気分障害
    • 言語障害
    • 物質乱用(アルコール、薬物、シンナーなど)