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S-M社会生活能力検査の活用と事例 ‐社会適応性の支援に活かすアセスメント‐

S-M社会生活能力検査の活用と事例 ‐社会適応性の支援に活かすアセスメント‐
著者名 旭出学園教育研究所 編
発行年月日 2015年01月30日
判・頁数 B5 190頁 
ISBN 978-4-8210-6372-7
価格 2,700円(本体 2,500円)
在庫 在庫あり 
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書籍概要
S-M社会生活能力検査を活用するための一冊。検査の概説と多様な臨床事例で構成。

S-M社会生活能力検査の事例集。子どもたちの社会生活能力を適切に評価し、ニーズに応じた的確な支援を行うための事例が満載。第1部で、検査の概説と活用に向けた解釈の仕方ならびに支援に向けての留意点を整理し、第2部で、多様な領域・対象年齢から幅広く選択した20の事例を紹介している。
著者・編者等紹介
【執筆者・編集委員一覧】(五十音順、所属・肩書きは第1刷発行時、*は編集委員)

飯利知恵子 旭出学園教育研究所 研究員
猪又 聡美 東京学芸大学 教育実践研究支援センター 発達障害相談室 心理相談員
宇佐美夏野 前 旭出学園教育研究所 研究員
歌代 萌子 あきやま子どもクリニック 発達相談室 保育士
大竹 由子 埼玉県立大宮北特別支援学校 教諭
岡崎早弥佳 旭出学園教育研究所 研究員
岡田あずさ 前 旭出学園教育研究所 研究員
岡本 朗子 社会福祉法人すずらんの会 言語聴覚士
河西 清行 旭出学園(特別支援学校)教諭
*菊池けい子 旭出学園教育研究所 研究員
熊谷  亮 NPO法人発達支援研究所スプラウト 心理療法士
小泉 浩一 東京学芸大学附属特別支援学校 教諭
佐藤 智子 さいたま市立美園小学校 教諭
田口 禎子 ながやまメンタルクリニック 心理士
堂山 亞希 清瀬市教育委員会 心理相談員
*名越 斉子 埼玉大学 教育学部 特別支援教育講座 准教授
*橋本 創一 東京学芸大学 教育実践研究支援センター 教育臨床研究部門 教授
*松田 祥子 学校法人旭出学園 理事/旭出学園教育研究所 主任
三浦 巧也 大正大学 人間学部 教育人間学科 助教
三澤 吾郎 旭出学園(特別支援学校)教諭
岑村 公泰 旭出学園(特別支援学校)教諭
両川 晃子 信州大学医学部附属病院 心理士
若林くもゐ 旭出学園教育研究所 研究員

【編集団体紹介】(2015年1月現在)

旭出学園教育研究所
1950(昭和25)年に創立の「旭出学園」に、1960(昭和35)年に開設され、55年の歴史をもつ。創立者・故三木安正(東京大学名誉教授)の「よりよい教育実践はよりよい教育研究から生まれ、よりよい教育研究はよりよい教育実践から生まれる」という理念の下に、教職員・研究員が一体となって知的障害児・者の評価法、指導法の開発・研究を行っている。これまで、検査法として「S-M社会生活能力検査」「ITPA言語学習能力診断検査」「ASA旭出式社会適応スキル検査」を作成。1970年代後半から、LDの相談や研究にも取り組む。1987(昭和62)年には「日本版マカトン法」の作成に携わり、マカトン法の普及を進めている。
書籍目次
第1部 S-M社会生活能力検査の概要
 第1章 S-M社会生活能力検査の特色
 第2章 社会生活能力
 第3章 S-M社会生活能力検査の歴史的背景
 第4章 S-M社会生活能力検査の実施
 第5章 S-M社会生活能力検査の解釈と活用
 第6章 社会生活能力の発達を促す支援
 コラム S-M社会生活能力検査の経年的変化
第2部 S-M 社会生活能力検査を用いた臨床事例
 事例1 就学に向けて支援の方向性を考えるために活用 I
 事例2 就学に向けて支援の方向性を考えるために活用 II
 事例3 就学に向けて支援の方向性を考えるために活用 III
 事例4 就学に向けて支援の方向性を考えるために活用 IV
 事例5 小学校入学時の引き継ぎに活用
 事例6 中学年進級に向けての評価及び取り組みに活用
 事例7 個別教育計画による指導と指導経過の評価で活用
 事例8 学校生活の改善を目的とした個別の支援計画を作成するために活用
 事例9 知能検査の結果と比べ、社会生活能力が著しく低い場合に活用
 事例10 家庭での支援に活用
 事例11 場面緘黙が疑われた不登校児童の登校支援に活用
 事例12 保護者や担任との今後の指導課題検討のために活用
 事例13 特別支援学校で小学部卒業に向けて指導計画に活用
 事例14 中学進学に向けて支援の方向性を考えるために活用
 事例15 特別支援学校入学時の評価で活用 I
 事例16 特別支援学校入学時の評価で活用 II
 事例17 進路選択に向けて支援の方向性を考えるために活用
 事例18 就労に向けて支援の方向性を考えるために活用 I
 事例19 課題を整理し、進路支援の指針を得るために活用
 事例20 就労に向けて支援の方向性を考えるために活用 II
 コラム 評定者間の評価の違いについて
書籍目次詳細
まえがき
本書における障害名の表記について
第1部 S-M社会生活能力検査の概要
 第1章 S-M社会生活能力検査の特色
 第2章 社会生活能力
 第3章 S-M社会生活能力検査の歴史的背景
 第4章 S-M社会生活能力検査の実施
 第5章 S-M社会生活能力検査の解釈と活用
 第6章 社会生活能力の発達を促す支援
 コラム S-M社会生活能力検査の経年的変化
第2部 S-M 社会生活能力検査を用いた臨床事例
 事例1 就学に向けて支援の方向性を考えるために活用 I
     ―年中~年長、幼稚園、自閉症スペクトラム障害―
 事例2 就学に向けて支援の方向性を考えるために活用 II
     ―年長、幼稚園、コミュニケーションのとりづらさ―
 事例3 就学に向けて支援の方向性を考えるために活用 III
     ―年長、幼稚園、ダウン症―
 事例4 就学に向けて支援の方向性を考えるために活用 IV
     ―年長、保育所、ADHD―
 事例5 小学校入学時の引き継ぎに活用
     ―年長~小1、保育所~通常学級、選択性緘黙―
 事例6 中学年進級に向けての評価及び取り組みに活用
     ―小2、通常学級、自閉症スペクトラム障害―
 事例7 個別教育計画による指導と指導経過の評価で活用
     ―小2~小6、特別支援学校小学部、自閉症スペクトラム障害―
 事例8 学校生活の改善を目的とした個別の支援計画を作成するために活用
     ―小3、通常学級、自閉症スペクトラム障害の疑い―
 事例9 知能検査の結果と比べ、社会生活能力が著しく低い場合に活用
     ―小3~高1、サポート校、自閉症スペクトラム障害―
 事例10 家庭での支援に活用
     ―小4~小6、通常学級、自閉症スペクトラム障害―
 事例11 場面緘黙が疑われた不登校児童の登校支援に活用
     ―小4~中1、通常学級、自閉症スペクトラム障害・LD―
 事例12 保護者や担任との今後の指導課題検討のために活用
     ―小5、特別支援学級、知的発達障害―
 事例13 特別支援学校で小学部卒業に向けて指導計画に活用
     ―小5、特別支援学校小学部、自閉症スペクトラム障害―
 事例14 中学進学に向けて支援の方向性を考えるために活用
     ―小6、通常学級、自閉症スペクトラム障害・LD―
 事例15 特別支援学校入学時の評価で活用 I
     ―中1、特別支援学校中学部、自閉症スペクトラム障害―
 事例16 特別支援学校入学時の評価で活用 II
     ―中1、特別支援学校中学部、ダウン症―
 事例17 進路選択に向けて支援の方向性を考えるために活用
     ―中2、通常学級、知的発達障害―
 事例18 就労に向けて支援の方向性を考えるために活用 I
     ―高1、特別支援学校高等部、自閉症スペクトラム障害―
 事例19 課題を整理し、進路支援の指針を得るために活用
     ―高2、特別支援学校高等部、自閉症スペクトラム障害―
 事例20 就労に向けて支援の方向性を考えるために活用 II
     ―高3、特別支援学校高等部、自閉症スペクトラム障害―
 コラム 評定者間の評価の違いについて
執筆者・編集委員一覧
編集団体紹介

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序文・はじめに・あとがき 等
【まえがき】

 2014年1月、国連の「障害者の権利に関する条約」が我が国においても批准され、真の共生社会の実現に向けて特別支援教育のさらなる充実が求められている。
 障害児の自立と社会参加を見据えた指導・支援にあたっては、子ども一人ひとりの教育的ニーズを把握するためのアセスメントをより的確に、多面的に実施することが不可欠である。
「S-M社会生活能力検査」は1953年、文部省が精神遅滞児教育を立ち上げるため行った実態調査の一部として加えられた社会生活能力の調査を基に、ドール(Doll, E. A.)考案の検査法を踏襲して作成され、その後1980年に社会生活の変化を織り込んだ改訂を経て、これまで教育、医療、福祉などの現場あるいは研究に広く利用されてきている。既に現行版の刊行からも30年余が経過し、さらなる社会の状況変化に伴い、検査内容や判断基準にいくつかの修正を加える必要があり、現在、第3版として改訂作業を進めている。しかし第3版においても、基本的な検査の構成や実施手続きは継承されていくため、本書の実践的な参考資料としての意義はいささかも変わらない。
 本書では、前半は概論として検査の概説と活用に向けた解釈の仕方ならびに支援に向けての留意点が整理されており、後半は「S-M社会生活能力検査」の実践編として、幼児期から高校生段階にある子どもに対して、教育、医療、相談、療育機関など、できるだけ多様な領域から幅広く選択した20の事例で構成されている。各事例には活用上の注意点をコメントとしてつけてある。さらに、検査に当たって留意すべき点となる「S-M社会生活能力検査の経年的変化」と「評定者間の評価の違いについて」をコラムに取り上げている。いずれも検査の実施、解釈に当たって参考になる内容だと思う。特別な教育ニーズのある子どもの社会生活能力を把握し、支援の手だてを見つけるために本書を大いに役立てていただきたい。
 事例提供にご協力いただいた教員、臨床心理士、言語聴覚士など様々な立場の多くの方々に感謝申し上げる。特に名越斉子埼玉大学准教授、橋本創一東京学芸大学教授には、企画立案から執筆まで全面的なご協力をいただいた。ここに厚く御礼申し上げる。

旭出学園教育研究所

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