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おもちゃがいっぱい
おもちゃがいっぱい
象の会 著
 メンバー:朝井翔二・内藤 壽・松永榮一
A5判(横) 288頁
定価2,888円(本体2,750円+税)
ISBN 4-8210-7329-3
ISBN 978-4-8210-7329-0

内容紹介
  知的障害の子どもたちのための教材教具集。PDF Bookプラス書籍。CD-ROMはPC&Mac対応です。
「象の会」のメンバー、朝井翔二、内藤 壽、松永榮一氏が、就学前施設や、養護学校で日々指導にあたりつつ「この子にこんなものがあればいいなあ」という思いを寄せ合って、ひとりひとりの子どもに応じたいろいろな教材教具を作ってきました。それらのアイデア、詳しい作り方や材料の入手方法などを紹介したものが、このPDF Book(CD-ROM)と本です。著者たちの「面白教材は面白おもちゃ」であるとの思いの集大成でもあります。知的障害児のみならず、すべての子どもたちも十分に楽しめる教材がたくさん詰まっています。(サンプルpdfで、I-1:コロコロタワー、I-2:模様パック、I-3:ガラガラをご覧ください。)
 
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著者紹介目次目次詳細まえがき&あとがきサンプルpdf(4M)リーフレットpdf(427KB)
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著者紹介(第1刷時)
象の会(ぞうのかい)
1959年からボランティアグループとして、知的障害の子どもたちとかかわってきた。グループは、約15年を経過しで解散したが、著者の3名は、知的障害児の就学前施設や養護学校に勤務しながら、引き続き「象の会」として子どもの遊びや教材の開発の学習会を続け、今日に至っている。

朝井 翔二(あさい しょうじ)
元兵庫県立こやの里養護学校教諭、同阪神養護学校教諭

内藤 壽(ないとう ひさし)
元大阪府立寝屋川養護学校教諭、現在同校嘱託、京都保育福祉専門学院講師、臨床発達心理士

松永 榮一(まつなが えいいち)
幼児通園施設・兵庫県伊丹市つつじ学園言語聴覚士

Books.or.jp 著者の主要著書は、「Books.or.jp」で調べることができます。

目次
はじめにお読みください
まえがき
I 身近な素材をリサイクルして
II 市販のものを使って
III 木などを使って
IV 布などを使って
V 電子キットなどの応用
VI 豆知識
  あとがき
目次詳細
はじめにお読みください
まえがき
I 身近な素材をリサイクルして
 何気なく捨てているものの中にも教材作りに役立つものがいろいろあります。リサイクル素材を使えば教材費がいらないのも魅力。そして同じ規格のものを多量に集めることができるという利点もあります。上手に活用して、市販のものに劣らない教材を作ってみましょう。
 1 コロコロタワー
 2 模様パック
 3 ガラガラ
 4 クルクルコットン
 5 フィルムケース教材
 6 ペンギンさん
 7 おすもうさん
 8 あてもの
 9 帰還車
 10 おやつタイム
II 市販のものを使って
 手袋に目鼻をつけるとお人形。そして、はかりが計算機に・・・。買ってきたものにちょっとした工夫を加えると、新たな可能性が広がります。これはアイデアが勝負。さあ、身の回りの品をあれこれ新しい目で見直してみましょう。
 11 こいのぼり
 12 ピコピコスタンプ
 13 こちょこちょ人形
 14 おしっこアラーム
 15 大ぞうのシャボン玉
 16 はかりで足し算
 17 ウルトラボール
 18 すうじのうた
 19 イルミネーションビル
 20 ブラックライト劇場
 21 数え棒
 22 そろえまシューズ
 23 小ぞうのシャボン玉
 24 ブラックボックス
 25 シャボン玉機
III 木などを使って
 ホームセンターめぐりをしてみると、思いがけない新しい素材に出合うことがよくあります。「これだ!」と思われる新しい素材に加えて、木やプラスチック、ゴムなど、見慣れた素材も活用して思い通りの教材を作ってみましょう。
 26 あかいとりことり
 27 ここまでおいで
 28 おはなはどーれ
 29 繰り上がり計算機
 30 繰り下がり計算機
 31 にわとりさん
 32 はいはいマシーン
 33 スパイラルスライダー
IV 布などを使って
 暖かさ、さまざまな肌合い、自由な曲線と豊富なカラー。布や毛糸などは教材作りに欠かせません。人形や布の絵本作りによく使われる「くっつく布」や「押し笛」なども、教材作りには大きな力になってくれます。
 34 おそうじあそび
 35 ケンパ
 36 キャッチボール
 37 福わらい
 38 マジックハンド
 39 ペリカンくん
 40 フルーツバスケット
 41 ゴキブリポンポン
 42 リバーシブル人形
 43 青虫と小鳥
 44 おにはそと
V 電子キットなどの応用
 ちょっとした子どもの動きもとらえて、子どもの喜ぶ反応を生み出す――電子キットは楽しい教材作りにぴったりの素材です。電子キットといえば難しいものと思いがちですが、最近は完成品もたくさん用意されています。ここではできるだけ完成品を用い、誰でも簡単に再現できるようにしました。
 45 おしっこの神様
 46 連弾
 47 どんどんあがれ
 48 鬼やらい
 49 ボウリング
 50 HappyBirthday
 51 自動車学校
 52 タイムショック
 53 除夜の鐘
 54 おーい
 55 音でるさいころ
 56 デコレーションケーキ
 57 チアリーダー
 58 おしゃべりカード
 59 ライントレーサー
VI 豆知識
   押し笛
   クイックロン
   ハンダ
   熱収縮チューブ
   しわのよらない紙のはり方
   プリント基板
   マイクロスイッチ
   電子部品
あとがき
 
 
 
 
 
 
 
 
まえがき&あとがき
【まえがき】
  本文でも紹介している的あて教材「鬼やらい」を作ったときのことです。ボ−ルを投げることができる子どもは、当たれば鳴き声を上げるその面白さに気づき、命中を期待しながら遊びに熱中していました。そこに、まだものを投げることのできないT君がつかつかと近づいてきて、ボ−ルを握ったまま的に押し当てました。鬼が鳴くというのがよほどうれしかったらしく、何度も何度も押し当ててはその反応を楽しんでいました。それまで何でも口に入れて、口での探索に熱中し続けていたT君に、この鬼のおもちゃは、手を使ってものに働きかけるという、ちょうど今伸びようとしている課題にぴったり合っていたのでしょう。それから長い間遊びに集中している姿が見られました。
  遊びをより楽しくするためには、一緒に遊びたくなるような「人」が必要なのは言うまでもありませんが、T君にとっての「鬼やらい」のように、思わず手を出したくなるような魅力ある「おもちゃ」もまた、欠かせない大切な存在です。
  私たちは、「よいおもちゃはよい教材であり、同時によい教材はよいおもちゃ」であると考えています。いつまでも興味をもってやり続けたいと思う教材を手に、楽しそうに学習に臨む姿に出会うとき、それはまさにおもちゃに熱中し遊び続ける子どもの姿にオーバーラップしてきます。
  日ごろの教育活動の中で「こんな教材があれば…」と思うことはよくあります。市販の教材は数多くありますが、いざそれを使ってみようとすると、なかなか目の前にいる子どもにぴったりのものがないということも多いものです。
  この本では、子どもにぴったりのものを用意したいという願いをもとに、私たち3人がそれぞれの現場で悩みながら創り上げてきたさまざまな教材、その中で気づいた子どもをひきつけるためのいろいろなアイデア、詳しい作り方や材料の入手方法などを紹介しています。
  紹介している教材は、どれも子どもたちとのかかわりの中で考えをまとめ、実際に手作りしたものばかりです。もちろんこの本の解説に従ってそのまま同じものを再現していただくだけで楽しいものができ上がりますが、ひとりひとりの子どもに合わせてさまざまなアレンジを加えてみるのもさらに楽しいと思います。
  どうかペ−ジを繰りながら、さし絵などを手がかりに「あの子にはこの教材」「この子にはこれで遊ぼう」と考えるきっかけとしてください。そしてあなたにしか作れないひとりひとりの子どもにぴったりの宝物を作り上げる楽しさを満喫してください。

【あとがき】
 私たち「象の会」3名は、それぞれ就学前施設や、養護学校で日々指導に当たりつつ、「この子にこんなものがあればいいなあ」という思いを寄せ合って、ひとりひとりの子どもに応じたいろいろな教材を作ってきました。それらをまとめたのがこの『おもちゃがいっぱい』です。
  まえがきでも既に触れましたが、これは私たちの「面白教材は面白おもちゃ」であるとの思いの集大成でもあります。それぞれの教材の中にある「面白さ」を感じとっていただけましたでしょうか。
  たくさんの情報を要領よく伝える大変さと、慣れないパソコン相手の作業に、気がつくといつの間にかたくさんの歳月を要してしまいました。
  皆様に同じものを簡単に再現していただけるよう、できる限り最新の情報を盛り込むよう心がけました。そして、より伝えやすいCD-ROMという形の出版も試みてみました。
  でも、実際に作ろうとしてみるとよくわからないことも出てくるのではないかと思われます。疑問点は、どうか下記のEメールを通してお尋ねください。
  出版に際し、布を使った教材を見事な作品として完成させてくださった兵庫県伊丹市のボランティアグループ「さざんか」の皆様、活動の場とさまざまな便宜を提供いただいた「伊丹市立アイ愛センター」の皆様、さらに実践を通して数々の示唆を与えてくださった同僚の先生方、そして何よりも実際にこれらを使って遊び、学び、もっとも厳しい評価をしてくれた子どもたちに、心からお礼を申し上げます。

  象の会(朝井翔二・内藤 壽・松永榮一)
   象の会のホームページで、最新の情報をご覧ください。
   URL http://www15.ocn.ne.jp/~zounokai/


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